「現実と幻想の狭間」part33

「で、火山に行くのか?」
にいなから話を聞いたゴルドーが言う。

「火山で生贄を使った儀式をするらしいんだ、生贄で2人って言ったらairaと咲しかいない・・・」

「火山が見えてきたぞ・・・」

「ありがとう、この辺でいいよ」

火山の中腹でにいながレイアを降ろす。

「痕跡ありだ・・・大人数で通った跡が・・・」

「向かいましょう、急がないと・・・」

「仮に、仮にだぞ・・・古龍なんてものが実在したら・・・」

「どの道放っておいても死ぬだけです・・・!ただ、後悔だけはしたくない!」

「死ぬなら華々しく散ってやろうってか?」

「ただ死ぬよりはましです!」

「急ぐぞ!2人とも!」

4人は痕跡の後を追う。




「そろそろ火山に入りますね」

茜と陽の光は火山の入り口に着いた。

「痕跡があるね・・・しかも相当重いものを運んでるようだ・・・」

「きっと生贄だと思います・・・」

「それなら後を追えばたどり着くか・・・」

「すぐに行かないと!間に合わないかも!!」

茜と陽の光は火口へと向かった。




「ここからは火口へと向かう部隊と後方の守りを固める部隊で分かれよう」

MASANORIは後方の部隊へと言付けた。

「ここに残り敵国の侵入があった場合それを駆除するグループと、先に進むグループに分かれる」

「私はいかがいたしましょう・・・」

りおがMASANORIに言う。

「お前には後方の部隊の指揮を執ってもらう」

「了解しました」

「では、第一部隊!火口へと向かうぞ!!」

「おおぉぉぉ~!」

「咲大丈夫?」

「なんだか震えが止まりません・・・私の勘ですけどこれ以上先に進むのは危険・・・」

咲はなにか感じ取ったように身体が強張り、痙攣にも似た震え方をしていた。

「くっ・・・にいな・・・早く・・・!」

今だ姿も見えぬにいなにairaは縋るしかなかった

2011/02/16 23:42 | 小説COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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