「現実と幻想の狭間」part35

「ひーさんあそこ!」
火口へと向かっていた茜と陽の光はどんとゴルドーのいるところまで上ってきた。

「くっ・・・交戦中か!」

陽の光は先陣切って兵士の集団へと向かっていった。

「どん!誰か上ってくるぞ!」

「まさか増援か!これ以上は・・・」

「フッ!」

ガキン!

陽の光は敵国の兵士へと切りかかって行った。

「味方か!?」

「火口に用があってね!君たちは?」

「俺たちも火口に用があるんだが、なにせ敵兵の数が尋常じゃなくてね!」

「目指すものは同じか・・・茜!先に行け!俺もここに残る!!」

「ひーさん!?」

「こんなところで足止めを食ってる場合じゃない!急げ!!」

「はい!」

ガキン!

「茜!どうしてこんなところに!手を貸せ!」

どんと交戦中のりおが茜に問う。

「あたしはもうあんたたちの国とは縁を切らせてもらうよ!」

「なんだと・・・!?」

ガン!

「余所見する暇なんてないんじゃないかい!」
間に入るようにどんがりおへと攻撃する。

「くっ!」

「誰か知らないけどありがと!」

茜は火口へと急いだ。





「よし!この辺でいいだろう」

MASANORIは咲とairaを火口間近へと押し出す。

「くっ・・・!一体なぜこんなところに!殺すだけなら城でもできたはずだ!」

「フフッ・・・お前たちは生贄だよ」

「!?」

「生贄って一体なんの・・・」

「この火山には古龍という伝説のモンスターが眠っている、お前たちを生贄にしてわが国の戦力になってもらうというわけだ」

「古龍・・・まさか実在したなんて・・・」

「古龍ってなんなんですか・・・?」

「これから死ぬお前たちに説明する必要なんかない、さて・・・」

ガン!ガン!!

MASANORIは持っていた鉄杭を手錠の鎖を通して打ちつけた。

「これで逃げられないだろう」

「こんなもの!」

airaは手で引き抜こうとするが、なかなか引き抜けない。

「無駄だ、手を切り落とさない限り外れんよ」

「くっ・・・」

「さて、巻き込まれたら事だ多少下がっておくか・・・」

MASANORIは岩陰の方へと姿を隠した。

「くっ・・・!この・・・!」

airaは打たれた杭に拳を繰り出していた。

「airaさん!ダメ!手が・・・」


「仕方ない・・・」

airaは靴の裏に埋めてあったナイフを出す。

「咲、なにか口に挟むのも持ってない!?」

「いやだよ・・・なに言ってるの・・・」

「せめて片手が自由になればなんとかできる・・・!」

「ダメ・・・そんな・・・」

「早く・・・」

「いやぁーーー!!」

咲は渾身の力で叫んだ。

「!?」

カラン・・・

驚いたairaの手からナイフが落ちた。

「誰かが傷つくなんて耐えられない・・・」

咲はairaの落としたナイフを手にとって自分の手首へと近づける。

「咲・・・ダメ・・・」

「私って不器用な上に自分勝手なんだ・・・でも・・・私以外の、誰かのためになるなら・・・」


咲の手首にナイフが当てられた。

2011/04/20 00:25 | 小説COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

No title

ウー c(`Д´c)続きが気になるw
ところで・・・ホワイトさんの登場 チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ?

No:614 2011/04/21 00:29 | 織香 #- URL [ 編集 ]

No title

織香さん

続き書けばいいんでしょ!ww
まあ出てくるから待っといてw

No:615 2011/04/21 23:00 | セイバー #- URL [ 編集 ]

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